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データでみる国際結婚(大分県)

国際結婚とは?

 国際結婚とは、違う国籍を持つ人同士の結婚のことをいいます。

※ここでは、分かりやすくするために、日本人男性と外国人女性日本人女性と外国人男性の結婚のことを国際結婚と表現します。

最近では日本で働く外国人の方々も増えてきており、その中には日本人と結婚する外国人もいます。

そこで、大分県での国際結婚に関する推移をデータで見てみましょう。

 

1 国際結婚の推移(大分県)

(「e-Stat 厚生労働省 人口動態調査」参照)

 

大分県における国際結婚は、2006年~2008年をピークに減少傾向にあるのが分かります。

2006年~2008年以降に減少傾向にあるのは、2005年2006年入管法が改正され、いわゆる「興行ビザ」の審査が厳格化されたことを受け、外国人のキャバレーやパブなどでの出会いが少なくなったこと等が理由の一つとして考えられます。また、同時期頃に人身取引対策の一環として「偽装結婚」に対する取り締まりが強化されたことも理由の一つとして考えられます。

また、注目すべきは、上のグラフでオレンジ色のグラフ夫:外国人 妻:日本人)には大きな変化はないのに比べて、青色のグラフ夫:日本人 妻:外国人)は大幅に減少しているということです。

つまり、「偽装結婚」の取り締まり強化等の影響を受けているのは(夫:日本人 妻:外国人)の場合であると推測されます。

このように国際結婚は減少傾向にありましたが、ここ4年ほどは少しずつ増加傾向にあります。

ここ4年ほど増加傾向にある理由としては、大分県に在留する外国人の総数が増加してきており、その結果として外国人との出会いの場が増えたためではないかと考えられます。

 

2 大分県で多い配偶者の国籍上位3か国 

  夫:日本人 妻:外国人 夫:外国人 妻:日本人
2014 ①フィリピン②中国③韓国 ①韓国①アメリカ②中国
2015 ①中国②フィリピン③韓国 ①中国②アメリカ②韓国
2016 ①フィリピン②中国③韓国 ①韓国②アメリカ③中国③フィリピン
2017 ①フィリピン②中国③韓国 ①韓国②中国③アメリカ
2018 ①フィリピン②中国③韓国 ①韓国②アメリカ②フィリピン

※韓国=韓国・朝鮮

(「e-Stat 厚生労働省 人口動態調査」参照)

 

3 国際結婚とビザ

最近では、日本で働く外国人の方々も増え、またインターネットを通じて出会うことも多くなりました。そのため、日本人と外国人が結婚すること(国際結婚)も多くなってきているように思います。

国際結婚をする場合には、基本的にそれぞれの国で婚姻届けを提出して結婚することになります。

ただ、婚姻届けを出して結婚しただけでは、外国人配偶者が日本で生活することはできません

外国人が日本で生活するためには在留資格(ビザ)が必要になるためです。

日本人と外国人が結婚して、外国人配偶者が日本で生活するために、多くの場合で在留資格「日本人の配偶者等」(結婚ビザ・配偶者ビザ)を取得します。

在留資格「日本人の配偶者等」(結婚ビザ・配偶者ビザ)を取得する手続は、入国管理局で行いますが、審査を経て問題なければ許可となります。

ただし、場合によっては「偽装結婚」を疑われて審査が厳しくなり、不許可となってしまうケースがあるので注意が必要です。

審査が厳しくなるケース

・夫婦の年齢差が大きい

・夫または妻の離婚歴が多い

出会い系サイトなどのインターネットで知り合った

結婚相談所結婚紹介所などで知り合った

交際期間が短い

会った回数が少なく写真が少ない

外国人パブ外国人キャバレーで知り合った

・申請内容に矛盾がある

・日本人配偶者(夫または妻)の収入が少ない

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