2024年3月22日、出入国在留管理庁から令和5年における外国人入国者数及び日本人出国者数が公表されました。
令和5年における外国人入国者数は、2,583万810人であり、前年比2,163万2,765人増加しています。
令和5年における外国人新規入国者数は2,375万1,693人で、前年に比べ、2,032万8,162人増加しました。
在留資格別の新規入国者数は、以下の順で多くなっています。
(1)短期滞在 2,313万2,035人
(2)技能実習 18万3,030人
(3)留学 13万9,574人
国別・地域別の新規入国者数は、以下の順で多くなっています。
(1)韓国 681万 987人
(2)台湾 407万3,135人
(3)中国(香港) 202万9,810人
新型コロナウイルス感染症拡大防止のため,出入国管理及び難民認定法第5条第1項第14号の適用(入国拒否対象地域の指定)を始めとした水際対策が開始された令和2年2月1日以降、外国人新規入国者数は大幅に減少していきました。
2022年3月以降、外国人の新規入国制限の見直しを始めとする水際対策の段階的な緩和により、前年同期に比べて大幅な増加に転じています。
令和5年における外国人新規入国者数は、2,375万1,693人となり、新型コロナウイルス感染症拡大前である令和元年の83.6%の水準まで回復しました。
(「出入国在留管理庁ホームページ」参照)
新型コロナウイルス感染症拡大防止のための水際対策が緩和され、令和5年における外国人新規入国者数は新型コロナウイルス感染症拡大前である令和元年の83.6%の水準にまで回復しました。
今後も、外国人観光客や外国人による就労などの動きが活発になることが期待されます。