就労できる在留資格を所持している外国人労働者が、正社員として勤務している会社以外の会社でアルバイトをすることはできるのでしょうか?
このような状況については、以下の2つの点で問題となります。
- 在留資格上の問題
例えば、「技術・人文知識・国際業務」の在留資格で正社員として勤務している外国人の方は、その会社の正社員として勤務することに対する在留資格を所持しているということになります。そのため、別の会社でアルバイトをする場合には、「資格外活動許可」が必要です。この「資格外活動許可」を得ずにアルバイトをする場合には、不法就労となる可能性があります。 - 就業規則上の問題
就業規則においてアルバイトを禁止されている場合にはアルバイトをすることで就業規則違反となります。