2017年2月10日、法務省から平成28年における難民認定者数(速報値)が公表されました。
平成28年における難民認定申請を行った者は、10,901人で、前年に比べ約3,315人(約44パーセント)増加し、過去最多となりました。
難民認定申請を行った者の主な出身国籍は、インドネシア1,829人、ネパール1,451人、フィリピン1,421人、トルコ1,143人、ベトナム1,072人、スリランカ938人、ミャンマー650人、インド470人、カンボジア318人、パキスタン289人となっています。
これらのうち、難民として認定された者は26人となっています。また、不服申立手続における「理由あり」との決定により難民認定された者は2人となっています。さらに、人道上の配慮を理由に在留を認めた者は97人となっており、難民認定申請の結果、日本での在留が認められた者は125人となっています。
(「法務省ホームページ」参照)