「留学生30万人計画」が策定されて以降、日本で学ぶ留学生の人数は増加し、2018年には達成されることとなりました。これ以降も留学生は増加しており、コロナ禍前まで高い水準を維持していました。
新型コロナウイルス感染症の影響により、留学生が日本に入国することができない状況となり、留学生の数は20万人程度までに減少しました。
そのような中で、岸田内閣総理大臣は2022年8月29日、教育未来創造会議の次のテーマについての意見交換の際に、永岡文部科学大臣に「30万人の外国人留学生の受け入れを目指す政府の目標を抜本的に見直し、さらに留学生を増やすための新たな計画を策定する」よう指示しました。
これについては、将来の労働力不足を回避するための一つの手段として有用だ、外国人留学生の前に日本の学生を優先して環境を整えるべきだなど多くの意見があります。
留学生の更なる受け入れについては賛否両論あるかと思いますが、これを機にこれからの教育や経済について議論が交わされることが期待されます。
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