新型コロナウイルス感染症の変異株であるオミクロン株の感染拡大防止策がとられる中、日本国内でもオミクロン株の感染が確認されました。
水際対策強化の一環として、国土交通省は12月31日までの間、日本に到着するすべての国際線で新たな予約を停止するよう航空会社に要請しました。
当初、政府は外国人の入国についての「特段の事情」の厳格化を行う方針でしたが、国際線の新規予約停止により、事実上外国人は日本に入国できないということになります。
国際線の新規予約停止の要請は、既存の予約のキャンセルを要請するものではありませんが、予約をしていない日本人も対象とされており、混乱が生じていました。
これを受けて、12月2日に国土交通省は国際線の新規予約の一律停止を撤回し、日本人の帰国需要に十分配慮するように航空会社に通知しました。