出入国在留管理庁から令和3年における入管法違反事件について公表されました。
令和3年中に出入国管理及び難民認定法違反により退去強制手続又は出国命令手続を執った外国人は1万8,012人、そのうち不法就労事実が認められた者は1万3,255人でした。
退去強制手続等を執った外国人数は、令和2年と比べて2,137人増加しています。
また、令和3年中に退去強制令書により送還された者は4,122人でした。
退去強制手続等を執った外国人の多い上位10か国・地域別は以下のようになっています。
(1)ベトナム 9,668人
(2)中国 2,915人
(3)タイ 1,064人
(4)フィリピン 804人
(5)インドネシア 728人
(6)ネパール 499人
(7)トルコ 408人
(8)スリランカ 274人
(9)ブラジル 216人
(10)韓国 210人
退去強制手続等を執った外国人の多い在留資格は以下のようになっています。
(1)技能実習 6,165人
(2)短期滞在 3,879人
(3)特定活動 3,047人
(4)留学 2,496人
(5)定住者 287人
退去強制手続等を執った外国人のうち、不法就労の多い上位10か国・地域別は以下のようになっています。
(1)ベトナム 7,845人
(2)中国 2,425人
(3)タイ 975人
(4)インドネシア 678人
(5)フィリピン 480人
(6)ネパール 176人
(7)韓国 118人
(8)スリランカ 98人
(9)ブラジル 90人
(10)ウズベキスタン 68人
(「出入国在留管理庁ホームページ」参照)