技能ビザで日本に在留している外国人のうち、コック(調理師)の方も多いかと思います。これらの方々は、コック(調理師)として働いていく中で、自分の店をオープンして経営したいと希望する場合が多いでしょう。
その場合に、「技能ビザ」でお店の経営はできるのでしょうか?
では、実際にコック(調理師)が自分のお店を持って経営する場合について考えてみましょう。
実際にお店を持って経営する場合には、様々なことをしなければなりません。店舗の契約や経理、従業員の管理や食材の仕入れなど多くのことがあります。また、コック(調理師)が足りない時には、調理もしないといけないでしょう。
つまり、「料理店の経営をしながら、調理等の業務も行う」ということです。
このような活動は、「技能ビザ」ではなく「経営管理ビザ」に該当することになります。
「経営管理ビザ」の場合には、調理等の現業活動を行ったとしても、経営をメインで行っていれば特に問題はありません。
「技能ビザ」では自分のお店を持つことはできませんので、注意してください。