2020年6月末の福岡県の在留外国人数(国籍別)
(「e-Stat」参照)
2020年6月末現在、福岡県の在留外国人数は国籍別では、中国が最も多く、次いでベトナム、韓国となっています。
市区町村別では、福岡市(39,118人)・北九州市(13,827人)・久留米市(4,342人)・飯塚市(1,498人)・糸島市(1,267人)の順に多く、郊外での在留外国人数が多い理由としては、在留資格「技能実習」での在留が考えられます。
福岡市では、東区(10,692人)・博多区(9,518人)・南区(6,330人)・中央区(5,186人)・西区(3,466人)・早良区(2,582人)・城南区(1,344人)の順となっています。
北九州市では、小倉北区(4,803人)・八幡西区(3,324人)・小倉南区(1,706人)・若松区(1,318人)・門司区(994人)・戸畑区(842人)・八幡東区(840人)の順となっています。
2020年6月末の福岡県の在留外国人数(在留資格別)
(「e-Stat」参照)
在留資格別では、「留学」が最も多く、次いで「永住者」「技能実習」となっています。
在留資格「技能実習」が多くなっている理由として、近年ベトナム人の在留資格「技能実習」での在留が増えていることが考えられます。
また、2019年に新たに創設された在留資格「特定技能」については、352人となっており、5年間の受け入れ目標が34万5150人であることを考えると、少ない数字となっています。
2020年6月末までの福岡県の在留外国人数の推移
2019年末までは在留外国人数は増加し続けていましたが、2020年に入って新型コロナウイルス感染症の影響を受けたこともあり、2020年6月末現在は前年比で減少しています。
新型コロナウイルス感染症の影響を受けて、業績が悪化している企業もありますが、業績が好調で人手不足となっている企業もあります。特に介護・医療業界では慢性的な人手不足となっている状況です。
新型コロナウイルス感染症が終息し、従来の経済活動が取り戻されることが期待されます。