日本に中長期間在留する外国人には「在留カード」、特別永住者の方には「特別永住者証明書」が交付されます。
これらの「在留カード」や「特別永住者証明書」は、日本に適法に在留することができる者を証明する「証明書」とも言えます。
これらの「在留カード」や「特別永住者証明書」の内容によって、本来許可されていない就労ができるなどの理由から在留カードが偽造される事案が増加しています。
そこで、「在留カード」や「特別永住者証明書」には偽変造防止のために以下のような対策が取られています。
・在留カードを傾けると「MOJ」の絵柄がピンク色からグリーン色に変化する
・在留カードを傾けるとホログラムが3Dのように動く
・在留カードを傾けると左端がグリーンからピンク色に変化する
・在留カードを見る角度を変えると「MOJ」の文字の白黒が反転する
・在留カードの表面から光を当てると裏面に「MOJMOJ・・・」の透かし文字が見える
出入国在留管理庁では、在留カード等の有効性の確認のために「在留カード等番号失効情報照会」というサイトでは、カード番号が失効していないかの確認ができます。
ただ、最近の在留カード等の偽変造では、有効な在留カード番号を使って偽変造在留カードが作られていることが多く、「在留カード等番号失効情報照会」だけではなく、現物の在留カードで確認することも重要です。
(「出入国在留管理庁ホームページ」より)