2018年3月23日、法務省から平成29年における難民認定者数等が公表されました。
平成29年における難民認定申請を行った者は、19,629人で、前年に比べ約8,728人(約80パーセント)増加。また、不服申立数は8,530人で、前年に比べ3,333人(約64パーセント)増加し、いずれも過去最多となりました。
難民認定申請を行った者の主な出身国籍は、フィリピン、ベトナム、スリランカ、インドネシア、ネパールとなっています。
これらのうち、難民として認定された者は19人となっています。
また、不服申立てにおける「理由あり」とされた者は1となっています。
さらに、人道的な配慮を理由に在留を認めた者は45人となっており、難民認定申請の結果、日本での在留が認められた者は65人となっています。
(「法務省ホームページ」参照)