2015年10月1日、入国管理局に「出入国管理インテリジェンス・センター」が開設されました。
水際対策や不法滞在・偽装滞在対策を強化し、観光立国の推進を実現する一環として開設されているようです。
主な業務内容として、以下の内容が挙げられています。
- 情報収集
テロリスト、不法滞在者・偽装滞在者等出入国管理上リスクの高い者等に係る国内外関係機関からの情報収集を実施するとともに、国内外関係機関との情報共有の枠組みを構築し、情報収集を推進する。 - 情報分析
保有情報を総合的に分析することにより、ハイリスク者等の特定又は類型化を実施し、地方入国管理官署に情報提供する。 - 鑑識
偽変造旅券等文書、指紋及び顔画像に係る鑑識の実施に関する企画立案を行う。
これらの措置を実施することにより、水際対策の強化・観光立国の推進・国内の安心の確保がなされることが期待されます。