全ての事業者は、外国人労働者の雇入れ・離職時に、氏名・在留資格・在留期間などを確認し、厚生労働大臣(ハローワーク)へ届け出ることが義務付けられています。
外国人雇用状況の届出制度は、労働施策の総合的な推進並びに労働者の雇用の安定及び職業生活の充実等に関する法律(旧:雇用対策法)に基づき、外国人労働者の雇用管理の改善や再就職支援などを目的としています。
以下、鹿児島労働局における外国人雇用状況の届出状況を見ていきます。
【外国人労働者数】
6,862人
【外国人を雇用している事業所数】
1,393か所
【国籍別】
1 ベトナム:2,996人
2 中国:1,367人
3 フィリピン:1,264人
4 G7/8+オーストラリア+ニュージーランド:289人
5 インドネシア:243人
【在留資格別外国人労働者数】
1 技能実習:4,343人
2 身分に基づく在留資格:1,225人(うち永住者:772人)
3 専門的・技術的分野の在留資格:696人(うち技術・人文知識・国際業務:380人)
4 資格外活動:536人(うち留学:492人)
【安定所別外国人雇用事業所数】
1 鹿児島:467か所
2 国分:165か所
3 鹿屋:147か所
4 大隅:118か所
5 名瀬:114か所
【安定所別外国人労働者数】
1 鹿児島:2,116人
2 加世田:715人
3 国分:707人
4 出水:662人
5 鹿屋:642人
【産業別外国人雇用事業所数】
1 製造業:299か所
2 農業、林業:227か所
3 卸売業、小売業:177か所
4 建設業:170か所
5 宿泊業、飲食サービス業:111か所
【産業別外国人労働者数】
1 製造業:3,040人
2 農業、林業:996人
3 卸売業、小売業:628人
4 建設業:561人
5 宿泊業、飲食サービス業:335人
外国人雇用事業所数・外国人労働者数ともに年々増加しており、平成30年10月末現在においては、外国人雇用事業所数は対前年比19.3%増加、外国人労働者数は対前年比23.8%増加となっています。
(「鹿児島労働局ホームページ」参照)