2016年10月1日から、上陸審査待ち時間を活用して個人識別情報を事前に取得するための機器(バイオカート)を関西空港、高松空港及び那覇空港に導入し、施行運用を開始するとのことです。
導入目的は以下のとおりです。
近年、訪日外国人旅行者が急増しているところ、各空港の上陸審査場における上陸審査待ち時間を短縮するため、従来、上陸審査ブースで入国審査官が行っていた「上陸申請者から個人識別情報(指紋及び顔写真)を取得する手続」を、審査機器とは別の専用機器(バイオカート)を使って、上陸申請者の審査待ち時間中に個人識別情報を事前取得することにより、上陸審査ブースでの手続を省力化し、外国人旅行者の入国手続をより迅速にすることを目的とするものです。
(法務省ホームページ参照)
これらの措置を実施することにより、今後増えるであろう訪日外国人旅行者の入国審査待ち時間の短縮が期待されます。